緩和ケア科
緩和ケア科
2011年11月 1日
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緩和ケア科は不安や症状によるつらさの山を越えるために、一緒に伴走させていただきたいと考えております。
当院の緩和ケア科は在宅患者さんには緩和外来、入院患者さんには緩和ケアチームで関わらせていただきます。
対象は治療をしている・してないに関わらず、がんと診断された患者さんとそのご家族です。
緩和ケアチームには、緩和ケア医療に熱心な医師(消化器科・麻酔科・精神心療内科・外科・放射線科・呼吸器内科)、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、社会福祉士、がん相談専門員など多職種がいます。
患者さんの身体的痛み、不安、食事に対する問題、生活動作に対する問題、療養場所の問題についてお手伝いさせていただきます。
また、2010年に当院は緩和ケアチームの関わりについてアンケート調査を行いました。
結果:「役に立ったか」については、痛みなど身体的苦痛緩和は81%、家族の精神的苦痛緩和では75%、患者の精神的苦痛緩和69%が役に立ったと回答されました。
「要望」については、病状説明、症状緩和、患者の不安への対応、家族の不安への対応と各17名が答え、医師とコミュニケーションの調整11名、療養場所の相談9名、マッサージなど直接的ケア8名、経済問題についての相談7名、在宅看護について相談と各6名が回答されました。
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関わりを希望される方は担当医に「緩和ケアチームにかかりたい」と伝えるか、気軽に地域医療連携室へ御相談下さい。