臨床研究検査科
臨床研究検査科
2012年2月15日
1. 今回の更新により、次の点が改善しました。
1)検査結果報告までの時間短縮
確実、スピーディな前処理により初検値は平均で2~3分早くなります。
また、再検は新たに設けたストックヤードを利用することにより、ライン上の渋滞がなくなり、
待ち時間を最小限におさえることが出来るようになり5~10分の短縮が可能です。
2)時間を要する前処理作業を短縮しました。
検体の確認、先取り分注等の作業をスピーディに行います。
3)人為的ミスの防止
検体認識ミスやラベル貼り付けミス等を未然に防ぎます。
4)自動開栓による感染防止対策
2.更新機器
3.構成は下図のようになっています。
4.機器の説明
A IDS-3000 検体搬入部
遠心分離後の検体をセットするところです。
A IDS-3000 自動分注部
採血管にセンサーを当て自動で血清量を
確認し、必要量を必要数に小分けします。
B IDS-880 検診検体搬入部
住民健診等の検体はここから搬入します。
ルーチン検体の合間を自動的に判断して、
お互いが邪魔し合わない様になっています。
C IDS-880 ストックヤード
サンプリングの終了した検体を順番通りに
収納します。また、再検指示の出た検体を
自動的に搬送ラインに戻します。
D BM-6070(生化学自動分析器)
BM-6070 2台を並列的に配置し、多数の検体を効率よく処理していきます。
BM-6070の特徴
・世界最高速シングルマルチ分析装置
生化学 1800テスト/時間、電解質 600テスト/時間
・最少反応液量 60μlでの分析
・同時分析項目 最大100項目