内視鏡センター

ニュース・お知らせ

地域連携への取り組み

2014年9月1日

JA広島総合病院消化器内科では、地域に根ざした医療を展開すべく、以下のような様々な地域連携の取り組みを行っています。今回はその取り組みを紹介したいと思います。 まずは内視鏡センターの開設です。患者さんを内視鏡や超音波機器で実際に診断したり治療したりする現場です。詳しくはホームページ内の内視鏡センターをご覧ください。内視鏡センター開設を機にロゴマークを制定しました。お目に触れる機会もあろうかと思います。よろしくお願いいたします。

以下にJA広島総合病院消化器内科が行っている地域連携に関連した取り組みを紹介します。

Rigid Net(地域相互消化器医師ネットワーク:固い絆)

Rigid NetはResional Interactive G.I. Doctoer's Networkの頭文字からの造語です。内容はその名の通り、この地域のご開業の先生方と当院の消化器内科・外科の医師を中心として、消化器系疾患に関連した話題について知識を深め合う勉強会で、この地域の医療レベルの向上に貢献しています。平成23年から年に毎年三回定期的に開催しています。

図.最近の案内文書

Cancer Board Open Conference(西部地区がん診療オープンカンファレンス)

JA広島総合病院内では毎週、消化器内科、画像診断部、外科、放射線治療科などの複数科の医師やメディカルスタッフが集まって消化器がん患者さんの診断や治療方針について討議しています。年に二回は、全国から有名な講師に来ていただき、がん診療に対しての講演会をすることとしています。この講演会は院外の会場で開催され、病院内外から参加いただいています。この地域の医療レベルのさらなる向上を目指しています。

図.最近の案内文書

膵がん・胆道がん教室

平成25年より消化器内科の胆道がん膵臓がんの専門医を中心に開催しています。医師や栄養士・心理療法士・薬剤師などからの癌への対処方法についての話を患者さんやご家族にしてまいります。その後にはご質問やお困りごとの相談をお受けしています。毎月二回全部で四回のシリーズという構成となっています。地域でご開業のかかりつけ医の先生方にも参加講演していただいており、地域連携の良好な一例として全国でも先進的な取り組みと評価されています。

図.開設の案内文書

NASH脂肪肝専門外来

近年メタボリック症候群の増加にともない、その時の肝臓の状態である脂肪肝、特に非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:アルコールを飲まない方に起こる炎症をともなった脂肪肝)が増えてきています。NASHは進行して肝硬変や肝癌を引き起こすことが明らかとなり大きな問題となってきています。当科はこの病気の診断や治療において実績を積んでまいりました。このたび、まだ、全国的にも数少ないNASH脂肪肝専門外来(毎週水曜日午後)を立ち上げました。かかりつけの先生方からご紹介いただいた患者さんを中心に連携しながら診療しています。

図.開設の案内文書

西部地域食道胃腸疾患研究会

この地域の消化管早期がんはJA広島総合病院内視鏡センターにお任せください。食道や胃の早期がんには新しい治療法であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)というカメラによる手術で治療いたします。大腸早期がんもこの方法やEMR(内視鏡的粘膜切除術)によって低侵襲で切除しています。??内視鏡センターでの実際の治療について地域でご開業の先生方とともに勉強する研究会を新たに開始いたしました。今後も地域医療を充実させてまいります。

図.最近の案内文書

広島胃瘻と経腸栄養療法研究会(広島ページェント)

胃瘻とそれに続く経腸栄養療法をテーマとし、広島県を中心として医師・メディカルスタッフ・一般市民までを対象とした研究会です。JA広島総合病院消化器内科は、約10年前開設時より事務局として毎年継続主催しています。

図.最近の案内文書

まとめ・・・・・
JA広島総合病院消化器内科は、これらの取り組みを通じまして地域でご開業の先生方と連携をとりながら、さらに地域医療に貢献してまいります。

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