地域救命救急センター

ごあいさつ

病院長あいさつ

広島県、広島県厚生連、廿日市市、大竹市、佐伯地区医師会のご支援で、JA広島総合病院の地域救命救急センターは完成致しました。決して大きな建物ではありませんが、このセンターが担う任務、期待、意義は非常に大きなものがあります。

市民アンケートからみても、救命救急センターは廿日市市、大竹市約15 万人の市民にとって優先順位がもっとも高い医療施設であり、先日の救急医療をテーマにした市民公開講座では800人以上の市民でさくらぴあホールが満席になりました。また、半数近くの救急車が広島市内の医療施設に向かっている現状を改善し、佐伯区、西区の方々にもこれまで以上に利用して頂ければ、疲弊しつつある広島市の救急医療救済の大きな力になります。

しかし、当センターの意義がもっとも大きいのは、JA広島総合病院に勤務する医療人にとって誇りと、生き甲斐が新たに加わったことにあります。急病や事故で不安の極にある患者さんの治療は、われわれの責務であると共にやり甲斐でもあり、それに力を与えてくれる当センターの開設は大きな喜びであります。ご尽力頂いた関係者諸氏に心から御礼申し上げます。